ふっ素樹脂ライニング弁の静電破壊対策に最適!
CNT(カーボンナノチューブ)添加帯電防止ダイヤフラムとは
・流路が絶縁材料で構成されるダイヤフラムバルブにおける静電破壊対策として、CNT添加帯電防止ダイヤフラムを開発しました。このダイヤフラムは、極少量のCNT添加でPTFE樹脂の物性をほぼ維持しながら、帯電防止レベルの導電性を有するものです。
静電破壊とは・ダイヤフラムバルブの材料であるふっ素樹脂(PFA、PTFE等)は耐薬品性、耐熱性等の特性により、多くの設備で使用されています。ふっ素樹脂は電気を通さない絶縁性が特徴の一つですが、バルブ材料として使用した場合、流体と弁箱内面との流動摩擦により帯電し、放電電圧に達すると静電気放電による静電破壊を生じることがあります。この静電破壊によってバルブ本体のふっ素樹脂ライニング、PTFEダイヤフラムを損傷すると漏洩に繋がるおそれがあります。
①流体摩擦による帯電防止性能
体積抵抗率が低く、十分な除電性能を有しており、CTXダイヤフラムを組込むことにより流体摩擦による帯電防止ができ、静電破壊対策となります。
②現行TXダイヤフラムと同等機能
微細なカーボンナノチューブを極少量添加しているため、ダイヤフラムバルブとしての機能および流体に対するクリーン性(パーティクル、 TOC 、金属不純物)は現行TX ダイヤフラムと同等です。
③当社標準PTFEダイヤフラムと互換性あり
既設弁のTXダイヤフラムを CTX ダイヤフラムに交換するだけで、静電破壊対策となります。
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