Cv値とはJIS B 0100で定められたバルブの持つ容量係数のひとつであり、流体の流れやすさを示す固有の係数として、
バルブのサイズを選定をする際や流量調整の目安として必要となる数値です。
容量係数にはCv値、Kv値、Av値があり、そのうちCv値が一般的によく用いられる値で、特定の動作範囲(トラベル)に
おいて圧力差が1lbf/in2の時、バルブを流れる60゚Fの温度の流体を US gal/minで表した値です。
一次側と二次側の圧力差が同じであれば、Cv値が大きいほど通過する流量は大きくなります。
また同じCv値であれば一次側と二次側の圧力差が大きいほど通過する流量は大きくなります。
バルブに流す流体のCv値は以下の式により求めることができます。
算出したCv値をバルブ固有のCv値と比較することで適正なバルブサイズを選定することができます。
当社バルブ固有のCv値はカタログをご参照いただくか当社営業までお問い合わせください。