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【Q12】空気操作式ダイヤフラムバルブに使用される
付属補器について教えてください。

「①操作空気圧を制御するもの」、「②弁動作をフィードバックするもの」の2種類に大別されます。

①操作空気圧を制御するもの

付属補器装着例

・電磁弁:
駆動部の作動(操作空気の出入り)を電気的に制御するもので、内蔵された電磁石への通電により直接または間接的にスプールを移動させて導通ポートの切換を行うバルブです。

・フィルタ付き減圧弁:
操作空気に含まれる異物を除去し、使用する駆動部に適した圧力に減圧するバルブです。

・スピードコントローラ:
駆動部の作動(操作空気の出入り)速度を調整するもので、弁開閉速度を調整する際は開方向、閉方向それぞれに装着が必要となります。

②弁動作をフィードバックするもの

専用リミットスイッチBOXでコンパクト

・リミットスイッチ:
弁棒の物理的な動きを、カムを介して読み取って接点を開閉するスイッチです。
主として弁全開若しくは弁全閉位置の状態を検出する用途に用います。

・開度発信器:
弁棒の物理的な動きを、レバーを介して連続的に読み取り、その回転角に応じた抵抗値や電流値を発信する機器で、弁開度を把握することができます。

その他、単体でフィードバック制御を行うポジショナなども機種により取り付け可能です。
(他社製汎用品ですので、取り付けにはブラケットをはじめ各種取付部品が必要になります。)

なお、当社製駆動部専用品として、専用小型ボックスに2個のマイクロスイッチを内蔵したリミットスイッチ「MDNBシリーズ」をご用意しております(右図参照)。
駆動部内部部品の変更をすることなく取り付けが可能で、コンパクトかつ可動部の露出がない安全設計です。防爆構造が不要な場合は是非ご検討ください。